【PR】本記事はアフィリエイトプログラム(Amazonアソシエイト・もしもアフィリエイト・バリューコマース等)の広告を含みます。掲載している教材・サービスは実際に受験準備で使用したものに基づく内容で、広告報酬の有無は記事内容に影響していません。
2024年12月7日、AWS認定クラウドプラクティショナー(CLF-C02)にスコア807/1000(合格ライン700)で一発合格しました。
本記事は、IT実務歴25年・AWS実務経験ゼロのエンジニアが、平日夜の隙間時間を使って約2ヶ月の独学で合格するまでに使った教材・勉強法・スケジュール・つまずいたポイントを、すべて公開する記録です。
これから受験する方が「何を買って、どう使えば良いか」が一発で分かるよう、購入を検討するときに知りたい「実際に使ってみた率直な感想」を中心にまとめています。
私のスキルレベルについて
ITエンジニアとして実務歴25年。情報セキュリティスペシャリスト・Oracle Master・Java認定など、IT資格を複数取得済み。一方でAWSは完全未経験。職場の他チームが使っているのを横目で見て、用語だけは断片的に耳に入ってくる、というレベルからのスタートでした。
このプロフィールに「自分も近い」と感じる方には、特に役立つ内容になっているはずです。
合格までに使った教材と費用
詳しい解説は後述しますが、最初に全体像を共有します。
| 教材 | 価格(実際に支払った額) | 役割 |
|---|---|---|
| 山下光洋・海老原寛之 著「AWS認定資格試験テキスト AWS認定 クラウドプラクティショナー 改訂第3版」 | 2,970円 | 体系的なインプット |
| Udemy講座①「【CLF-C02版】これだけでOK! AWS認定クラウドプラクティショナー試験突破講座」 | セール時 約1,200円(定価7,600円) | ハンズオン+問題演習300問 |
| Udemy講座②「【CLF-C02版】最多合格実績のAWS 認定クラウドプラクティショナー 模擬試験問題集」 | 定価7,600円 | 試験直前の模擬試験390問 |
| AWS無料利用枠 | 0円 | 実機での体感 |
| 受験料 | 15,000円 | 試験本体 |
教材費合計:11,770円。受験料込みで26,770円。
Udemyはセール時を狙えばお得に購入できるので、購入タイミングは重要です。
なぜCLF-C02を選んだか:キャリアアップを意識した第一歩
選んだ理由は「AWS全体の地図を頭に入れたかった」からです。
IT実務歴は長いものの、業務でAWSを直接触る機会がなく、社内勉強会や雑談で出てくる「EC2」「S3」「IAM」といった用語が、雰囲気で分かるレベルに留まっていました。これではキャリアの選択肢が狭まります。
クラウドプラクティショナーは、AWSの全サービスを浅く広くカバーした入門資格として最適。技術的な深さよりも「広さ」を問われる試験のため、未経験者がまず取るには最も適した一歩です。
最終目標は AWS Solutions Architect Associate(SAA)。そのための地ならしとして CLF-C02 を選びました。
勉強期間:約2ヶ月、平日夜1〜2時間
開始:2024年10月初旬
受験:2024年12月7日
実勉強時間は推定60〜80時間。平日の夜に1〜2時間、土日はたまに2〜3時間まとめて取るスタイルでした。
全体の配分は以下の通り。
1〜3週目:参考書を一通り読む(基礎知識のインプット)
4〜6週目:Udemyハンズオン講座 + AWS無料登録で実機操作
7〜9週目:Udemy模試問題集を3周(演習)
このペース配分が後から振り返ると最適でした。各教材を「何のために、いつ使うか」を明確にすることが重要です。
使った教材の詳細レビュー
①参考書:「AWS認定資格試験テキスト AWS認定 クラウドプラクティショナー 改訂第3版」
【画像2:参考書の表紙 or 自分が読んでいる手元の写真】
著者:山下光洋・海老原寛之
出版社:SBクリエイティブ
価格:2,970円
最初の体系的なインプットとして購入しました。Kindle版を選択したのは、電車内や昼休みのスキマ時間に読みやすかったためです。
良かった点
文章が平易で、IT実務経験はあるがAWS未経験という属性に最もフィットする書き方になっています。各サービスの説明が長すぎず短すぎず、「何のためのサービスか」「いつ使うか」が頭に入りやすい構成。
CLF-C02 の出題範囲(クラウドの概念/セキュリティとコンプライアンス/テクノロジー/請求と料金体系)の4ドメインを、章立てで網羅。各章末に確認問題があり、自分の理解度を測りながら進められます。
注意点
「改訂第3版」は CLF-C02 完全対応版です。旧版(CLF-C01対応)は試験範囲が違うので、必ず最新版を選んでください。
物足りなかった点
私は実務でAWSを利用していなかったので、ハンズオン講座を受講したくなりました。
楽天ブックスで「AWS認定資格試験テキスト クラウドプラクティショナー」をチェックする
②Udemy講座(ハンズオン+問題集):「【CLF-C02版】これだけでOK! AWS認定クラウドプラクティショナー試験突破講座(豊富な試験問題300問付き)」
価格:定価 7,600円/セール時 1,200〜2,000円程度
Udemyはセール時に買うのが鉄則です。年に5〜6回、講座を 6〜8割引 にする大型セールがあります。
私はセール時に約1,500円で購入しました。
良かった点
最大の価値は「ハンズオン」です。AWSアカウントを実際に作って、講師の操作画面を見ながら自分も同じ操作をする形式で進むため、業務でAWSを触ったことがない初心者でも、各サービスの「触り心地」が体感できます。
EC2の起動、S3バケットの作成、IAMユーザーの追加、VPCの構成といった基本操作を、講師の声を聞きながら自分の手で動かすことで、用語と画面が頭の中で結びつく感覚が得られます。「読む知識」と「触る知識」は質が違うことを実感しました。
300問の試験問題集も付属しているため、ハンズオンと問題演習が1講座で完結します。
気になる点
Udemy の仕様上、講座の動画は早送り再生が可能ですが、ハンズオン部分を早送りすると操作についていけません。等倍〜1.25倍までが安全圏です。
③Udemy講座(模試のみ):「【CLF-C02版】最多合格実績のAWS 認定クラウドプラクティショナー 模擬試験問題集(6回分390問)」
講師:Shingo Shibata(AWS Certified Solutions Architect、AWS Certified Cloud Practitioner、AZ-900 保有)
価格:定価 7,600円
特徴
6回分・390問の模擬試験問題集です。本番形式に近い構成で、合格レベルに達しているかを精度高く測れます。Udemy 内の問題集の中でも特に高く評価されているシリーズです。
最大の魅力:演習モードと試験モードの2つを切り替えられる
「演習モード」では1問ごとに解答と解説を表示してくれるため、知識の定着段階に最適。間違えた問題はすぐに「なぜ間違えたか」を理解できます。
「試験モード」では全問解答後にまとめて採点される本番形式。試験直前の総仕上げに使うと、時間配分の感覚が身につきます。
私の使い方:3周回した
1周目:演習モードで解きながら、Excelに用語メモを取って知識の定着を狙う
2周目:演習モードで再度解き、間違いノートを更新
3周目:試験モードで時間を意識しながら解く
これで本番では「初見の問題でも見覚えのある選択肢パターン」が頭に出てくる状態に持っていけました。3周目には各回80〜90%の得点で安定。
④AWS無料利用枠:実機操作で「触る知識」を得る
参考書を読みながら、AWSアカウントを無料で開設して、実際に触りました。
無料利用枠の範囲内で、以下のサービスを一通り触りました。
- EC2(仮想サーバーの起動・停止・削除)
- S3(バケット作成・ファイルアップロード)
- IAM(ユーザー追加・ポリシー設定)
- VPC(基本的なネットワーク構成)
注意:無料枠でも料金が発生するケースがあります
リソースの消し忘れ(EC2の停止し忘れ、EBSボリュームの放置など)で予期しない請求が来ることがあります。私は AWSアカウント開設時に「請求アラート」を設定し、料金が発生したらすぐ気づける状態にしました。
設定方法は「AWS 請求アラート 設定」で検索すれば公式手順が出てきます。必ず最初に設定してください。
実機を触る最大のメリット
メニュー構成と画面の雰囲気に慣れること。試験問題で「IAMの画面で次にどこをクリックするか」のような選択肢が出たとき、頭の中で実際の画面が浮かぶようになります。これが本番での得点力に直結します。
1日の勉強スケジュール
仕事を終えた後の隙間時間を中心に組み立てました。
平日:夜21:00〜23:00 のうち1〜2時間
土日:たまに2〜3時間まとめて取る(疲労度に応じて休む日もあり)
典型的な平日のメニュー
21:00〜21:30:参考書1章分を読む or Udemyハンズオン1セクション
21:30〜22:00:Udemy問題集を10〜20問
(22:00〜22:30:間違えた問題のExcelメモ整理)
総勉強時間:推定60〜80時間(約2ヶ月)
社会人で「まとまった勉強時間が取れない」「毎日コツコツしか無理」という方の参考になればと思います。集中して1日5〜8時間取れる人なら、3〜4週間で合格水準に到達できる試験です。
苦労した分野:IAM とユーザー管理・権限の概念
率直に言って、IAM(Identity and Access Management)の概念には一番手こずりました。
ユーザー、グループ、ロール、ポリシー、ARN といった用語が、それぞれどう違って、どう関係するか。文章で読むだけだと「分かったような分からないような」状態が続きます。
解消の決め手になったのは、実機でIAMユーザーを実際に追加し、ポリシーをアタッチして、ログインしてみることでした。1回手を動かすだけで「ユーザー=人を識別するもの、ロール=サービスや他のAWSアカウントに権限を渡すもの」という違いがクリアになります。
参考書とUdemyのハンズオンを併用する価値は、このIAMの理解に最も大きく出ました。
試験当日:テストセンター受験
【画像3:試験会場周辺の様子 or テストセンター入口(個人や会場名が特定されないアングルで)】
私はオンライン(OnVUE)ではなく、テストセンターでの受験を選びました。理由は2つ。
第一に、自宅オンライン受験はカメラと部屋の確認が厳しく、不正と疑われるトラブルが報告されているため。
第二に、独立した個室で集中したかったため。
試験時間は90分(CLF-C02は65問)。本番では時間に余裕があり、全問解答後に15〜20分の見直し時間が取れました。
会場でのチェックインから受験開始まで15〜20分程度。試験終了直後に画面で合否が即時表示されます(正式なスコアレポートは後日メール)。
スコア結果:807/1000(合格ライン700)


合格スコア:807/1000
合格ライン:700/1000
合格ラインからは107点の余裕。各ドメインの内訳でも、全てのドメインで「合格水準」のチェックが入っていました。
直前のUdemy模擬試験で3周目に各回80〜90%を取れていたので、本番でも同水準で安定したと考えています。
合格して変わったこと
AWS全体の地図ができた
個別サービスがどの位置にあって、何のために存在するかが整理されて頭に入った状態になりました。社内勉強会の話題が立体的に理解できるようになり、業務での会話の質が変わりました。
次の資格(SAA)への導線が見えた
CLF-C02 で「地図」が頭に入ったので、SAA では「地図上の主要拠点を深掘り」していく学習ステップが明確になりました。次の目標として AWS Solutions Architect Associate(SAA)の取得を計画中です。
長期的なキャリアの選択肢
直接的な資格手当はありませんでしたが、上司との1on1や同僚との会話の中で「AWS系の話題で対等に話せる」立場になったことは、長期的にキャリアの選択肢を広げる土台になります。
これから受ける人への5つのアドバイス
1. オンラインの問題集は必ずやる
参考書だけで本番に臨むのは危険です。Udemy の問題集を最低1セット、できれば2セットやってください。本番で「見覚えのある選択肢パターン」を頭の中に持っているかどうかで、安心感が大きく違います。
2. AWSに無料登録して、実際に触る
全サービスを触る必要はありません。EC2、S3、IAM、VPC の4つだけでも、無料利用枠で触ってみてください。画面とメニュー構成に慣れるだけで、試験中の「視覚的な記憶」が助けてくれます。請求アラートの設定は最初に必ず。
3. 問題集は最低3周する
私は同じUdemy問題集を3周しました。
1周目:解説を読みながら、Excelに用語メモを取り、知識の定着を狙う
2周目:解説をできるだけ見ずに解いて、間違いノートを更新
3周目:試験モードで時間を意識しながら解く
回数を重ねることで「意味で覚えている問題」と「正解パターンで覚えている問題」の区別がつき、後者を意味理解に変換していく作業が、本番での応用力につながります。
4. IAMは早めに実機で触る
IAMの概念は参考書だけでは絶対に体に入りません。実機で1回ユーザーを追加して、ポリシーを設定して、ログインしてみるだけで、用語の意味が一気に整理されます。早い段階でやっておくと、その後の学習効率が違います。
5. Udemy講座は必ずセール時に買う
定価で買うのは避けてください。Udemyは年に5〜6回、講座を6〜8割引にする大型セールがあります。普段から「カートに入れて待つ」運用にしておけば、セールが来たら即購入できます。
よくある質問(FAQ)
Q:AWS完全未経験でも本当に2ヶ月で取れますか?
A:取れます。私はIT実務歴25年のベースがありましたが、IT未経験から取得した方の体験談もネット上に多数あります。重要なのは「平日夜1〜2時間を継続する習慣化」と「実機を触る体験」です。
Q:参考書は1冊で足りますか?
A:私は1冊で足りました。複数冊買うより、1冊を深く読み込んでから、問題集で穴を埋める方が効率的です。
Q:Udemy講座は1つで足りますか?
A:「ハンズオン+問題集の講座」+「模試専用の講座」の2本立てを推奨します。特に実務で触っていない方は、数多くの問題をこなすことをお勧めします。実務で使っていれば、Udemyは1つの講座で十分かもしれません。
Q:合格後、すぐにSAAに進んでも大丈夫ですか?
A:CLF-C02 合格直後は知識が新鮮なので、勢いに乗って SAA に進むのが効率的です。間が空くと、用語を忘れて再学習が必要になります。ただし疲労が大きい場合は1〜2週間の休息を入れる選択肢もあります。
Q:オンライン(OnVUE)とテストセンター、どちらがおすすめ?
A:トラブルを避けたいならテストセンター推奨です。私は家だと家族もいますので、テストセンターを選択しました。私はテストセンターまで車で30分程度でした。
まとめ:CLF-C02 はAWSの地図を頭に入れる最適な第一歩
CLF-C02(AWS Cloud Practitioner)は、AWS未経験のIT人材が「AWSの全体像を体系的に把握する」ための、最もコスパの良い入門資格です。
実用的な戦略は以下の通り。
- 参考書1冊で基礎知識をインプット(山下光洋本)
- Udemyハンズオン講座で実機操作を習得(セール時購入)
- Udemy模試で問題演習を3周(セール時購入)
次の目標は AWS Solutions Architect Associate(SAA)。私は受験後、転職活動が忙しくなり、SAAの受験に至りませんでしたが、余裕があれば、期間を空けずにSAAを受検したほうが、よいかと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。本記事が、これから受験される方の参考になれば幸いです。
